本厄なので日枝神社でお祓いしてもらった

厄年って気にしますか?

私は正直、初詣の時に神社で貼り紙を見て「ふーん…」と思うくらいだったのですが、数え年で33歳の本厄がなかなかヘビーでして、日枝神社でお祓いをしてもらうことにしました。

仮にも神事なので、決まり事とかお作法とか色々面倒なのでは…と思っていたけど、案外カジュアルに出来てしまったので、お祓い行こうかどうしようかな~と迷っている人向けに、こまごま書いてみます。

ちなみに結論から言いますと、祓ってもらってよかった!!です!!!

そもそもお祓いって必要?

正直なところ、気持ちの問題だと思います。

いや本当そうとしか言いようがないんですが…。ちなみに私がお祓いを受けようかなと思ったきっかけは、色々あって転職する羽目になったからです。
そういえば今年は厄年だったな…と思い、去年(前厄)から今年(本厄)のおよそ1年半を思い返してみたところ

  • 旦那がメンタルを病んで休職→復職→休職→復職
  • 弟がメンタルを病んで自殺未遂→入院→引きこもり
  • 交通事故の被害者となり休職(追突事故・全治3か月)
  • パワハラにあって退職予定

どうしてこんなになるまで放っておいたんだ…!!

転職する必要があったので、次はいいところに巡り合いたいな~という下心満々で私はお願いすることにしました。

もちろん、厄年でもなんの災厄も降りかからない人もたくさんいるし、お祓いはお金も時間もかかるし、かと言って、目に見えて何か変わるわけではないです。

それでも、厄払いをすることで自分の気持ちの整理がついたり、新しいことに挑戦しようって気持ちになれるってのはあるかなーと思います。

次に嫌なことが起こった時に「厄払いしときゃよかったかな~~!!」って思うのも、やだしね。

どの神社でお祓いを受ける?

よし!いっちょ祓ってもらおう!!と決めたのはいいんですが、はて、いつどこで祓って貰えるのやら。なにせ神社と縁遠い生活をしているのでそのあたりが全然わかりません。

調べてみたところ、厄年のお祓いは前厄~後厄の間ならいつでもいいし(どうせ祓うなら早いほうがいいだろうけど)、さらに言えばどこの神社にお願いしてもいいようです。

割と自由だなお祓い!よかった!

近所の神社でお願いしようかとも思いましたが、せっかくなので同い年の友人も誘って、どうせなら有名なところにしよっか~と、赤坂の日枝神社へ。

日枝神社の何が良かったって、WEBサイトでスパっとした情報が出てくること。

「お祓いがWEB予約できます。御祈祷情報入力フォームはこちら」(気軽!)

「個人の方なら予約なしでも随時受付中」(更に気軽!)

「御祈祷料は一万円から申受けます」(迷わなくていい!!)

言い方はアレですが、いや~ビジネスライクで良い。すごく良い。

お祓いの前に用事があり、時間の予約は出来なかったので、この「個人ならいつでもウェルカム、随時受付てます」ってスタンスはほんと助かりました。たぶんこの辺りは神社によって違うんでしょうね。いきなり来て「いっちょ祓ってください」って言われても、「いや~今から地鎮祭なので明日にしてくれませんかね~」って日とか、絶対あるし。

いつでも受け付けられるのは、それだけ日枝神社でのお祓いの需要が高くて、神職の人が常にスタンバっているということですね。お祓い大手なだけあります。

永田町とかめっちゃ近いし、国会議員のセンセイ方の需要があるのかなぁ。

お祓いはどんな服で行くべき?

お祓いの時の服装は、どんな格好でもいいよ派から、フォーマルな格好で行きなさい派まで、意見は色々です。

私は「紺色のワンピース+ボレロ」にしました。結婚式の服装からアクセサリーを抜いてシンプルにした感じ。神様にお願い事をする以上、あんまりカジュアルなのも…みたいな考えで。

前後に用事があったのもあり、ワンピース+ロングカーデ+スニーカーというラフな格好で神社に行き、神社のお手洗いでストッキングを穿き、パンプスに履き替え、ボレロを来るという手間なことになりました。

大きい神社だし、お手洗いは屋内にあるかと思ってたのですが、屋外でした。暑かったし、ちょっとこれは反省。もう少し考えておくべきでした。

そして会場に着くと、周りの方々はもう少しカジュアル。ポロシャツとか、スカートとか、ごく普通の恰好の人がほとんど。会社の昼休み抜けてきたようなスーツの方も少し。コンビニってほどラフではないけど、大型ショッピングモール行くくらいの感じでした。

私は自分で「少しでもちゃんとした格好しよう」って決めて行ったのでいいんですが、ちょっと拍子抜けたかな。次にお祓いをお願いすることがあれば、もう少しカジュアルな格好にすると思います。

考えてみれば、観光の時なんかTシャツ+デニムくらいのカジュアルな格好でお参りするもんね。

もちろん、フォーマルな格好で失礼なことはないので、ここは考え方次第かと。

祈祷料はいくら払えばいい?

これも迷ったところ。なにせ祈祷料なんてお支払いするの初めてです。

神様に失礼はしたくないけど、できればその…!!ねぇ…!!って感じ。

厄払いの場合、相場は5,000~10,000円/人くらいみたいですが、ここも本当、神社の方と自分の考え方次第なのかなーって感じです。日枝神社はWEBサイトに「料金は最低一万円って書いてくれてるので、迷わなくて楽でした。

お支払いも、「ちゃんと熨斗袋に入れて持って行くべき、不祝儀ではなくご祝儀袋で!」だとか「白封筒がいい」とか「現金で構わない」とか、調べるほどにたくさんの意見が出ます。

で、最終的には「各神社によって違うので電話で問い合わせるのが吉」と。

そらそうだけど、その電話が面倒だからネットで調べたいんだよ!!

で、私は白封筒で持って行きました。表書きは「ご祈祷料」、裏書は自分の名前をボールペンで書くという、ごくごく簡単な感じでしたが、全く問題なかったです。

中庭の授与所(おみくじ等を売っているところ)で受付し、ご祈祷のために名前や住所などの書類を書いて提出し、その場でお支払いって感じだったので、たぶん裸でも問題なかったです。

言われてみれば、ご祈祷の受付がもし混みあっていたら、熨斗袋を開けて中袋を開けて中を改めて…って、手間ですもんね。大きい神社=お祓いを受ける方が多い神社ほど、清算の手間があるので、シンプルになるようです。

電話も嫌だけど失礼なことをしたくないよ~と悩むなら、熨斗と白封筒と裸現金と、全部持って行って、その場の空気を読んでお渡しするのはどうかなと思います。面倒だけどね。

当日の流れ

さて当日です!

    1. 神社へ行き、授与所で受付用紙を記入。住所氏名、今回の祈祷内容などを書いて提出。(日枝神社はネットで事前受付可能)※住所は町名まで読まれるので注意
    2. 祈祷料をお支払い。
    3. 祈願所のロビーにて待機。
    4. 前の回のご祈祷が終わると、職員さんから名前を呼ばれるので、中に入って待機。私の時は4組くらいでした。
    5. ご祈祷を受ける。祝詞や舞など。
    6. お札などのお品物を頂いて帰る。

受付からお土産を頂くまで、トータルで30分くらいでした。一緒に受ける方が多いと祝詞の時間が長くなるので、もう少しお時間かかるかもしれません。

受付さえ済ませれば、あとはお任せです。ご祈祷中に頭を下げるべきタイミングも、ちゃんと指示があります。

ちなみに、友人はお祓いを受けませんでしたが、ずっと一緒でした。お祓いを受けない方はロビーで待機などの指示があるのかな?と心配していたので、ちょっと安心しました。

幣で頭の上をファサ~ってされるやつ(祓ってます!!!って感じの)があるかな??と思っていたのですが、それはなかった。行う神社もあるのかな?

なお、ご祈祷の最後にはお札と、お守りと、撤下(てっか)を頂きました。

ご神前に捧げされて、祈祷を受けたお米、削り節、それから和菓子。一式を紙袋に入れて渡してくれます。

神様に捧げられたものをお下がりとして頂くことで、神様と一緒の御飯を食べ、絆を強めるという意味があるそうです。ほぉぉ(今ちゃんと調べて知った)。

まとめ

ということで、お祓いは無事に終了しました。

神様は願いをかなえてくれる存在ではなく、「頑張るから見守ってください」とお願いする存在ということで、ここから先は私の努力次第ですね!

努力してもどうもならんこともあるけど、その時はさっさとヤバい環境から逃げて、精神科やカウンセリングに行きましょう。私含めて。

※別ブログに掲載したものを再編集しています

追記 2017.12

お祓いして頂いたあとの転職活動は大成功しましたーーーーー!!!!

やったぜーーー!!!超ホワイトだーーーーー!!!

新卒の時では絶対に受からなかったと自信を持って言える会社に受かりました。大手企業の福利厚生および有給の取りやすさ最高だぜ!!

みんな!!お祓いに行こう!!!

スポンサーリンク
広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
広告